
夏休みの宿題を手伝う親の割合や、もっともサポートが難しい宿題は? ~キッズライン調べ
美容や健康、そしてダイエットに興味をお持ちの方なら、「低GI」という言葉を聞いたことがあるでしょう。食品のカロリーだけでなくGI値に気を付けましょう、ということで低GI食品が注目を集めていますが、実はダイエットだけでなく、子どもの学力やIQにも好影響があるのだとか。
GI値とは、炭水化物などを摂取した際の血糖値の上昇度合いを示すもの。血糖値の上がり方が早いほどGI値は高くなり、緩やかであれば低くなります。ダイエットなどでもよく言われることですが、「白い食品」=白米、食パン、うどんなどより、「茶色い食品」=玄米、全粒粉パン、蕎麦のほうが血糖値の上昇が緩やか(低GI)です。
・ダイエットに低GI食品がいいのはなぜ?
急激な血糖値の上昇はインスリンの分泌を促進します。このインスリンは脂肪を身体に貯める働きをするので太りやすい、逆に低GI食品を食べればインスリンの分泌も抑えられ太りにくい、という考えに基づいているのが低GIダイエットや低インスリンダイエットと呼ばれるものです。
・子どもの朝食と脳への働き
脳が活動するためには糖分(ブドウ糖)が必要、というのはよく知られていることですよね。朝食を抜くのがNGとされるのは、ちゃんと頭が働かないから、という意味もあるのです。特に成長期の子どもの脳は、大人の2倍ものブドウ糖を必要とするのだとか。特にお子さんのいる家庭では、朝食を習慣づけたいものです。
・低GI食品が子どもの脳にいい理由
血糖値が急に上昇すると、減少の速度も上がります。逆に、血糖値の上昇が緩やかな場合は、減少もゆっくり。
つまり、GI値の低い食品はブドウ糖をゆっくりと身体に送り込むと同時に少しずつしか減らさないので、必要な糖分を長時間貯めておくことができます。高GI食品は一気に血糖値をあげますが、すぐに必要な糖分を失ってしまうことになります。
・できるところから、手軽に挑戦!
明日から玄米を炊かなくちゃ!というわけではありません。例えば以下のように、少しずつできるところから改善してみてはいかが?
【×悪い】
朝食を食べない
↓
菓子パンなどの甘い朝食(高GI)
↓
食パンやおにぎりのみの朝食
↓
食パンや白米+おかず
↓
全粒粉パンやライ麦パン、玄米+おかず(低GI)
【良い◎】
「食べる順番ダイエット」などと呼ばれるものも、血糖値の上昇を緩やかにするほうが良い、という考えに基づいたものです。いきなり玄米やライ麦パンに変えるのは大変でも、おかずを添えてまずはおかずから食べてもらう、というくらいなら挑戦できそうですよね。
ダイエットのためにも、そしてお子さんのためにも、無理せず手軽に続けられるあなたなりの方法を模索してみてはいかが?
出典・画像:「朝食メニューと成績」の意外に密接な関係」(東洋経済ONLINE)
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