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噂の新劇場こけら落とし公演『髑髏城の七人』第4シーズン噂の新劇場こけら落とし公演『髑髏城の七人』第4シーズン

噂の新劇場こけら落とし公演『髑髏城の七人』第4シーズン"月"のキャストが発表! 第2シーズン"鳥"は現在上演中

豊洲に新しくオープンした劇場、客席が回転することで注目を集めているIHIステージアラウンド東京では、こけら落とし公演の『髑髏城の七人』をロングラン上演中。劇団☆新感線が1年3ヶ月の期間に渡り、同じ演目をキャストおよび演出を違えて上演するという試みも話題となっています。

劇団☆新感線『髑髏城の七人』とは?

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そもそも『髑髏城の七人』とは、劇団☆新感線が1990年の初演から、7年ごとに設定や演出、アプローチを変えて上演し続けている演目。時代設定は、本能寺の変の8年後。織田信長が討たれた後、豊臣秀吉が大阪から天下統一を目指すものの、秀吉のいない関東では「関東髑髏党」がその地を支配しています。関東髑髏党の党首、天魔王(てんまおう)と戦うことになるのは、主人公の捨之介(すてのすけ)。他にも、色街「無界の里(むかいのさと)の極楽太夫(ごくらくだゆう)、その無界の里を極楽太夫とともに作った無界屋蘭兵衛(むかいやらんべえ)、髑髏党に追われる少女沙霧(さぎり)など、魅力的なキャラクターたちがところ狭しと舞台を駆け回り、笑いあり涙ありのストーリーを展開していきます。
→ 『髑髏城の七人』歴代のキャストやあらすじはこちらWikipedia
→ 劇団☆新感線の公式サイトはこちら

2017~18年版『髑髏城の七人』は花/鳥/風/月の4シーズン連続で上演

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今回IHIステージアラウンド東京のこけら落としとして上演される最新版『髑髏城の七人』は、キャストや演出を違えて、花、鳥、風、月の4シーズン連続で上演することでも話題を集めています(全シーズン通して、作・中島かずき、演出・いのうえひでのり)。1つのシーズンだけを見てももちろん楽しめますが、複数シーズンの公演に足を運び、キャストや演出の違いを楽しむという鑑賞方法もオススメ。残念ながらSeason花は上演が終了していますが、Season鳥は現在上演中。当日券があるので、鳥からでもぜひご覧になってはいかがでしょうか?
また、当初は花鳥風月の4シーズンの発表でしたが、つい最近の発表内容によると、Season月の後にはSeason極(ごく)が来年3月下旬から予定されているそうです。

現在上演中! 阿部サダヲ主演Season鳥

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6月27日から始まったSeason鳥。筆者は、小栗旬さんが主演した第1シーズン花から鑑賞しており、それが初めての『髑髏城の七人』でした。歌舞伎やミュージカルなどで同じ演目が別の人々によって上演されることは珍しくありません。でも、同じ劇団が同じ劇場で同じ演目を違うキャストと演出で、しかも立て続けに演じる舞台を観る経験はそれまでなく、実は少し不安でした。観たばかりのお話ですから、先が分かってしまうぶん退屈するのではないか、と。それでもあえてそんな公演をするのなら観てみたいと思ったのをきっかけに、花から2か月後に鳥の公演へと足を運ぶと...。

もちろんおおまかなストーリーやセットは、一部を除けばほぼ同じ。なのに、やっぱりSeason花と鳥ではぜんぜん違う。花は本格的なお芝居という雰囲気だったのに対し、鳥は役者さんたちが歌ったり踊ったりミュージカルのような演出が多くエンターテインメント色がより濃くなっています。そして同じ役柄でもキャストや演出によってこうも異なる捨之介や蘭兵衛、極楽太夫に出会えるものかと、驚きました。花の小栗旬さんの捨之介と、鳥の阿部サダヲさんの捨之介では、雰囲気がぜんぜん違うのです。もちろん、その他のキャストもそれぞれの俳優・女優さんならではの魅力がいっぱい!

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鳥のお客さんのなかには花を観た方々もいらっしゃったようで、みなさん終演後にどちらの捨之介がよかったとか、それぞれの天魔王や蘭兵衛の魅力などについて話している声も聞かれました。

Season花は上演が終了していますが、鳥は9月1日まで上演予定。前売りチケットは完売しているようですが当日券もあるので、興味のある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょう? 秋から上演されるSeason風、月と比べても興味深いと思います。

Season鳥、風、月のチケット情報

・Season鳥 上演中~9月1日(金)
 前売りチケットは完売(2017/8/11時点)、当日券あり
 → チケット情報はこちら
 → 公式サイトはこちら

・Season風 9月15日(金)~11月3日(金・祝)
 前売りチケットは完売(2017/8/11時点)、当日券の予定あり
 → チケット情報はこちら
 → 公式サイトはこちら

・Season月 11月23日(木・祝)~2018年2月21日(水)
 前売りチケット発売日
[前期]2017年10月1日(日)10:00a.m. (公演期間:2017年11月23日(木)~12月29日(金))
[後期]2017年11月26日(日)10:00a.m. (公演期間:2018年1月3日(水)~2月21日(水))
→ チケット情報はこちら
→ 公式サイトはこちら

ついにSeason月のキャストが発表に!

つい先日、第4シーズン月のキャストが発表になりました。今回は、前半を「上弦の月」、後半を「下弦の月」と名づけて、Wキャストで上演されるそう。そしてすでにもう話題になっていますが、上弦の月の捨之介には福士蒼汰さんが大抜擢されました。福士さんは、「自分が生まれる前から上演されている『髑髏城の七人』の捨之介を演じるのはとても不思議な気がしますが、期待に胸が膨らみます。」とコメントされています。
一方、「下弦の月」の捨之介には、声優としても活動する宮野真守さんが決定。宮野さんは、「"Season 花"を観て、そのスケールの大きさに圧倒されました。役者の皆さんのエネルギーをすごく感じたので、観る人たちはそこに心震わされるのだと思います。」などとのコメントを発表しています。
→ 福士蒼汰、宮野真守、中島かずき(作)、いのうえひでのり(演出)の全コメントはこちらCINRA.NET

■オマケ:全シーズンキャスト比較表

それぞれの公式サイトを参照し、主要キャストの比較表を作ってみました。Season風の天魔王は公式サイトの記載に合わせて下記の表では空欄にしましたが、松山ケンイチさんが、敵対する捨之介と天魔王を一人二役で演じることが発表されています。あなたは誰の、どの役が観てみたい? 

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※画像に触れると拡大表示

※Season月に関しては公式サイトに配役が発表されていないため、下記の記事を参照し記載のあった配役のみを記しました。
※月キャスト参照元:劇団☆新感線『髑髏城の七人』月は2チーム制 福士蒼汰&宮野真守が主演CINRA.NET

出典・画像:髑髏城の七人公式サイトTBS