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平成最後の夏もとうとう終わり、日々秋の匂いが色濃くなってきましたね。秋といえば、読書の秋。皆さんは週にどのくらい本を読みますか? 主に手に取るのは紙の書籍? それとも電子書籍? (株)マクロミルが、"紙の書籍"と"電子書籍"それぞれの利用状況や使い分けについて調査した結果をご紹介しましょう。
■「紙の書籍」がいまだ強し! 併用する人は約3割
利用率を調べてみると、"紙の書籍"は85%、"電子書籍"は36%、併用している人は33%だったそう。"紙の書籍"と"電子書籍"では、まだ従来の "紙の書籍"を読む人が圧倒的に多いようです。一方で、1日1冊以上、週に数冊以上など、読書頻度の高い人の割合については、電子書籍利用者のほうが高い、という結果になりました。スマホなどでも手軽に読める電子書籍は、いつでもどこでも読むことができますものね。
■電子書籍はスマホで読むのが主流
※全体の回答の上位4位を抜粋
"電子書籍"の利用端末は、全年代の過半数が「スマートフォン」。「タブレット」は50~60代、「PC」は60代で利用率が4割を超えていて、他の年代よりも高い結果となりました。マクロミルによれば、それぞれの端末の保有状況や、文字の視認性や操作性などが、年代による差を生んだのではないか、とのことです。
■あなたはどう使い分けていますか? 紙と電子書籍
それぞれの書籍を選ぶシーン上位5位を比較したところ、2つの特徴が見えたそう。
・持ち歩きには電子書籍
1点目の特徴は、「利用場所」。「家で読む」が最多(60%)の"紙の書籍"に対し、"電子書籍"は「家で読む」(41%)のほかに「電車やバスなどで読む」(42%)、「旅行や出張などで読む」(28%)など、持ち歩きが必要なシーンでも多く選ばれているようです。
・「大切な本、思い入れが強い本」は"紙の書籍"
2点目の特徴としては、「本の大切さ、思い入れの強さ」だとマクロミルはまとめています。"紙の書籍"は「保管・保存しておきたい本を買う」(48%)、「何度も読み返しそうな本を買う」(37%)、「大好きな作家、漫画家などの本を読む」(35%)、と思い入れに関する選択肢が選ばれているのに対し、"電子書籍"は「面白いかどうかわからない本を買う」(25%)がランクイン。
思い入れと手軽さ、紙と電子書籍では対照的な側面が見えてきますね。
■"紙の書籍"と"電子書籍"、それぞれで読むジャンルは?
"紙の書籍"で読むジャンル
順位 ジャンル (%)
1位 小説・文芸書 60.4
2位 コミック・マンガ 42.9
3位 趣味・生活関連の実用書 40.5
4位 雑誌 35.7
5位 エッセイ・ノンフィクション 26.3
"電子書籍"で読むジャンル"
順位 ジャンル (%)
1位 コミック・マンガ 58.7
2位 小説・文芸書 29.1
3位 雑誌 22.5
4位 趣味・生活関連の実用書 19.4
5位 ライトノベル 15.2
ジャンルによっては電子書籍で読むことができる作品数の差があるでしょうから、一概に電子書籍の利用者がコミック好き、とまとめることはできません。でも、電車やバスなど移動中に手軽に読むには、マンガやコミックが適している場合も多いですよね。
■本屋さんにいく理由は?
特に若い世代では、時間つぶしや雰囲気を楽しむなど"購買や検討に直接的には結びつかないこと"が高い傾向にある、とマクロミル。
駅の近くや人の集まる場所に書店があることは多く、店内で店員さんに話しかけられることもほとんどありませんから、誰でも入りやすいですものね。
マクロミルのサイトでは、詳しい調査結果を閲覧・ダウンロードすることができます。合わせてご覧ください。
【(株)マクロミルによる調査概要】
調査主体: マクロミル
調査方法: インターネットリサーチ
調査対象: 全国15~69歳の男女(マクロミルモニタ会員)
割付方法: 平成27年国勢調査による、性別×年代の人口動態割付/合計2,000サンプル
調査期間: 2018年8月14日(火)~2018年8月15日(水)
※本文の数値は四捨五入した整数で表記しています。
※百分率表示は四捨五入の丸め計算をおこなっており、合計が100%とならない場合があります。
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