4人に1人が"忖度チョコ"経験アリ！？　バレンタインに関する意識調査　～マイナビウーマン調べ

2017年の流行語となった、忖度。意味は、他人の気持ちを推しはかること。バレンタイン・デーは恋人たちだけでなく同僚や友人などたくさんの人々にも関連するイベントなので、これを機会に"忖度"する人も多いのかもしれませんね。
さて、（株）マイナビが運営する社会人女性向け情報サイト『マイナビウーマン』が、20～30代の働く女性にバレンタインに関する意識調査を実施しました。その結果から、女性のホンネやバレンタイン事情を覗いてみましょうか。

■4人に1人が会社でバレンタインの"忖度チョコ"の経験アリ！

働く女性が会社のバレンタインで忖度（"他人＝男性"の気持ちを推しはかること）をした経験があるかを聞いたところ、25.0％が「ある」と回答。具体的には、「社長だけは高いものを」「あまり迷惑にならず安くもなく高くもないものを渡す」「冬になるとやたらチョコレートの話題を出す上司がいるので...」など、渡す相手の立場やお返しを考えた予算の割り振り、職場の暗黙の了解に配慮する女性たちの姿が浮き彫りになったのだとか。皆さん、結構気を遣っていらっしゃいますね！

～　エピソード　～　※原文のまま引用
・毎年の慣例みたいになってるので、期待されてると思って渡す（26歳）
・冬になるとやたらチョコレートの話題ばかり出す上司がいたので、女性職員全員で協力して準備した（38歳）
・同僚が上司から、「今年もあなたのチョコ楽しみにしてるよ」という話を聞いて、本人は覚えていなかったらしく、去年あげたチョコのブランドや値段をまわりにききまくっていた（36歳）
・あまり迷惑にならず安くもなく高くもないもの（34歳）
・女子社員全員で、男性社員全員の物をお金を出し合って購入するが、社長だけは別で皆で用意する（36歳）

■会社でチョコレートを渡すのはOK？　それともNG？

会社でチョコレートをあげることに対しては71.0％と多くの女性が肯定的。一方で、会社で"義理チョコ禁止"ルールがあると回答した人が13.9％だったそうです。"義理チョコ"が禁止ということは、本命チョコならこっそり渡しても良いのでしょうが、それこそ"忖度"はしづらいルールかもしませんね（笑）。

■働く女性の84.1％がバレンタインチョコを購入。男性上司に贈るのは5人に1人

まず、バレンタインにチョコレートを買うかどうかについては、84.1％の女性が「買う」と回答。では、チョコレートを渡す相手は誰なのか、というと、「夫・彼氏（57.1％）」がトップ。次いで、「親（25.0％）」、「男性の上司（21.0％）」の順となったそうです。
また、「夫・彼氏」へのチョコレートの予算は「1,000円以上～2,000円未満（29.7％）」が最も多く、続いて「2,000円以上～3,000円未満（18.9％）」「3,000円以上～5,000円未満（13.2％）」という結果なのですって。

「目上の人にはすこし良いものをあげる」という回答もあったそうで、「会社での微妙な人間関係や立場の違いを観察し、バレンタインを活用するというのは、働く女性ならではのスタイルといえます。昨年の流行語大賞で話題となった"忖度"がバレンタインの職場でも見られるのかもしれません。」と、マイナビウーマンはまとめています。
※上記すべてマイナビウーマン調べ

今回の調査の全結果はマイナビウーマンでもご覧いただけますので、ぜひ合わせてチェックしてみて。
→　マイナビウーマン　働く女性のマインド調査

【マイナビウーマンによる調査概要】
・調査方法：インターネット調査
・調査期間：2017年12月11日（月）～12月20日（水）
・調査対象：マイナビウーマン会員（22～39歳の働く女性）
・回答者数：252人
・URL：https://woman.mynavi.jp/pr/

さて。今年のバレンタイン、あなたは会社でチョコレートを贈りますか？

出典：プレスリリース（PR Times）