
夏休みの宿題を手伝う親の割合や、もっともサポートが難しい宿題は? ~キッズライン調べ
スマホ育児、という言葉をご存知ですか? スマホ子守やスマホ子育てとも呼ばれるそうですが、子育てにおいてスマートフォンやタブレット端末を利用して子供を遊ばせる、教育するだけでなく、親がスマートフォンを操作しながら育児することも指すのだとか。
どんな物事にも良い面と悪い面があるように、スマホ育児についても賛否両論あるようですが、まずはどのくらいの方が実際にスマホ育児を行っているのか、妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」が行った調査結果を見てみましょう。
■育児にスマホを使った経験がある親は、過半数。使い始めの時期は大半が2歳以下
・お子さんにスマホを見せたり、使わせたりしたことがありますか?
はい: 69.4%
・初めてスマホを見せた年齢は?
0歳のとき: 40.4%
1歳のとき: 33.2%
2歳のとき: 16.8%
使い始めたきっかけとしては、ぐずりやすい小さなお子さんへの対処として、スマホを使い始めた方が多いそうです(約3割)。
■スマホを使わせる頻度や時間は?
週に1回以上の利用が7割以上と、そのうちほぼ毎日という方が2割近いことが分かりました。一方で、利用時間については15分以下が7割以上という結果に。
■スマホを使う用途の上位は?
・撮った写真や動画を見せたいとき」: 66.6%
・子どもが泣いていたり、騒いだりしているとき: 43.6%
・飲食店、病院など外出先の待ち時間で: 25.0%
・子どもが使いたがったとき: 23.6%
・おもちゃ代わりに: 21.6%
【ベビカムによるリサーチ実施の概要】
・調査名: 「スマホと育児」について
・調査方法: 妊娠・出産・育児サイト「ベビカム」で調査(インターネットのフォームより回答)
・応募期間: 2017年2月22日~2月28日
・調査対象: 421名(0~6歳の子どもを持つ保護者)
その他の設問や詳細な調査結果は、下記出典元サイトでご確認ください。
→ ベビカムリサーチ VOL.211 「スマホと育児」について
さて、スマホ育児、という言葉の響きに、ポジティブなイメージだけを抱かない方もきっと多いことでしょう。ここからは、スマホ育児のメリットやデメリットになりうる事柄を見ていきましょう。
■考えられるメリットの例
・親の負担が減り、その他の家事や自分の時間が増える
・ぐずったり泣いたりしても泣き止ませることが比較的容易となり、あやす必要が減る
・おもちゃや絵本よりも、知育が比較的簡単にできる
・スマホ1台で済むため、おもちゃなどの荷物を減らすことができる
・赤ちゃんを抱いたまま、育児情報などを片手で得ることができる
■デメリットになりうることの例
・依存性や中毒性が高い(親、子、ともに)
・親がスマホに熱中することによる、育児放棄のリスク
・サイレントベビー=感情表現の極端に少ない赤ちゃんになるリスク
※より詳しい記事が出典元サイトにありますので、あわせてご覧ください。
→ サイレントベビーはどんな赤ちゃん?スマホが原因?将来への影響は?
・本をめくる、などの基本的な動作ができなくなる
・スマホに付着した菌に感染する
・視力低下の可能性
・コミュニケーション不測による、言葉や感情への障害の可能性
・電磁波が体調に与えうる悪影響
上に挙げたものは、メリット・デメリットともに一例です。簡単に採り入れることのできるスマホだからこそ、その前に夫婦や家族でもう一度話し合ってみてはいかがでしょうか?
出典・画像:プレスリリース(PR Times)
「スマホと育児」について(ベビカムリサーチ)
出典:スマホ育児、スマホ子守のメリットとデメリット、赤ちゃんへの影響まとめ(乳幼児の子育て)
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