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政府観光局の調査によると、2014年から2015年にかけて訪日外国人の数は47.1%も増加し、昨年だけで、2000万人近い外国人が日本に訪れています(日本政府観光局)。日本に来た外国人の多くは、観光案内所に名所の見どころや、文化体験の紹介を期待しているそう(国土交通省観光庁調べ)。
実は、ヨーロッパやアメリカといった海外の観光案内所では数種類の徒歩ツアーを紹介してもらえるのです。ツアーでは、1~4名のガイドがその町を徒歩で巡りながら案内。その中でもバーやパブなどをはしごしながら、その土地の歴史や伝統を紹介する"Pub Crawl Tour"と呼ばれるユニークなツアーが大人気!日本ではまだまだ珍しいカタチの観光体験。その中でも特に変わり種なPub Crawl Tourを3つご紹介します。
◆コスプレガイドがご案内!アメリカ独立史ツアー(アメリカ・ボストン)
アメリカ独立の発端となった地、ボストンには当時の革命家たちが集い、各々が熱弁をふるった有名な観光名所が数多くあります。その中でも、最も熱く意見が飛び交ったのは...おそらく居酒屋。このツアーでは、独立戦争直前の18世紀をコンセプトに当時の恰好を再現したガイドと、実際に会合が行われていたといわれる居酒屋を4件はしごします。革命家たちの名前にちなんだお酒と共に、ガイドたちによる当時の再現を楽しむことができる、なんともユニークで学びのあるツアーなのです。
軽快なバイオリンやギター、アコーディオンが特徴的なアイリッシュ音楽。アイルランドを訪れた際に一度は生で聞いてみたいもの。それならば、プロの演奏家が奏でるアイリッシュ音楽を楽しみながら、本場のアイリッシュパブをはしごするアイリッシュミュージックツアーなんていかがでしょうか?でも生演奏を聴いてお酒を楽しむだけなら日本でも体験できそうですよね。しかし、このツアーでは、アイリッシュ音楽が現代音楽に与えた影響や、楽器の作り、演奏法といったアイリッシュ音楽について少々マニアックなこともプロの演奏家が教えてくれます。きっとツアーが終わるころには、アイリッシュ音楽ハカセになれることでしょう。
◆歴史の残る街でイギリスの名作文学を再現!エジンバラ文学ツアー(スコットランド・エジンバラ)
スコットランドの歴史的な街並みが残る街、エジンバラ。『シャーロック・ホームズ』で有名なコナン・ドイルの出身地であり、『ハリーポッター』の作者J・K・ローリングが執筆に通っていたカフェがあるなど数々の文豪たちとゆかりのある街でもあります。そんな文豪たちの通ったパブを巡りながら作品の詳しい解説や街の歴史、さらには彼らの恥ずかしいお酒の失敗談まで学べるエジンバラ文学ツアー。現地の役者が街を案内しながら、朗読劇のような形で小説や詩をドラマチックに暗唱します。文学に詳しくない人でもコミカルな演技で笑えるシーンが多く、あっという間に5軒ものパブをはしごしてしまいます。
いかがでしたでしょうか。今回紹介したツアーはほんのひと握り。アメリカやヨーロッパの街では必ずと言っていいほどこういった徒歩のツアー(無料の物も多い)があります。最近では、日本でも観光客向けの徒歩ツアーがだんだんと増えてきています。こういった一風変わったツアーができるのも、そう遠くないかもしれませんね。
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